めっき

クロムめっき

クロムめっき

クロムめっきとは

クロムめっきを大別すると、硬質クロムめっき(工業用クロムめっき)と装飾クロムめっきの2種類に分けられます。

硬質クロムめっきは、クロムめっきを5μm〜500μm程めっきして、耐摩耗性と耐摩擦係数の小ささを利用した製品に採用されます。

当社のクロムめっきは、装飾クロムめっきで下地にニッケルめっき等をして、0.25μm〜1.25μm程のクロムめっきをします。

クロム独特の美麗な白色光沢外観を利用した装飾めっきですが、クロムは耐食性が高く、硬く耐摩耗性があり、変色しにくい優れためっき皮膜です。

クロムめっきの特徴

クロムめっき

  1. 下地ニッケルめっきの外観がクロムめっき後の外観に直接反映される。例えば、バフ研磨を施した製品の光沢ニッケルめっきにクロムめっきをすると鏡面仕上げのような光沢外観を得ることができます。同様に、素材にバフ研磨をしてもベロアニッケルめっきにクロムめっきをするとベロアのマット感がそのままでる外観となります。
  2. RoHS指令対応です。(6価クロムをめっき液に使用していますが、製品には金属ロムとして析出するため、RoHS指令に対応できます。)
  3. 弱電部などにつき回りにくいめっきですので、複雑な形状の裏側などニッケルが露出することがあります。このような特徴から、バレルめっきでのめっきは不可となっております。一部、 網付けなどの後方で微細ネジなどをめっきすることもありますが、現在当社では治具使用での静止めっきのみとなっております。(3価クロムめっきはバレルでめっきできます。)
  4. 工法:治具使用(静止めっき)

シルベック事例・用途

  • 自動車キーレスエントリーZDC部品へのバフ研磨クロムめっき
  • コネクタシェル(ADC素材)へ装飾と耐食性目的でのクロムめっき
  • コネクタ部品、機械部品、カメラ部品(真鍮素材)へのクロムめっき
  • カメラレンズ部品(アルミ素材)へのクロムめっき

適応素材

  • ニッケルめっき品

めっき加工対応工場

八潮/埼玉 ○対応可能(6価,3価クロムめっき共に対応可能)
チョンブリ/タイ ×対応不可(3価クロムめっきのみ対応可能)

クロムめっき

3価クロムめっきと6価クロムめっきの皮膜性能比較表

  3価クロムめっき 6価クロムめっき
皮膜成分 Cr:91.3% C:2.7% O:2.0% S:4.0% Cr:97.6% C:1.7% O:0.7%
析出皮膜状態 マイクロポーラス マイクロクラック
皮膜硬度 900~1200Hv(クロム皮膜のみ) 750~1000Hv(クロム皮膜のみ)
皮膜厚み 0.15μm(厚付け不可能) 0.15μm以上(厚付け可能)
析出速度 遅い(コスト高要因) 速い
耐食性 下地が同じ条件の場合は6価クロムのほうが優れている
耐熱性 3価クロム、6価クロムとも同等
耐薬品性 3価クロム、6価クロムとも同等
内部応力 20 N/mm2 1000 N/mm2
色調 白色の金属光沢 やや青味のある白色金属光沢
つき回り 良好(バレルメッキ可能) 悪い
RoHS指令 3価クロム、6価クロム共に対応:金属クロム(0価)のため

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