FAQ

FAQ よくある質問

表面処理に関するよくある質問をまとめました。

めっきFAQ> <アルマイトFAQ> <アルミ化成処理FAQ

めっきFAQ

Q:RoHS対応のめっきは可能ですか?

A:当社のめっき全種類RoHS対応です。MSDS等の提出も全て対応できます。

Q:SUS(ステンレス)へのめっきは可能ですか?

A:可能です。当社では、治具、バレルの両工法での対応が可能です。

Q:各種アルミ、アルミダイカストにめっきは可能ですか?

A:可能です。治具を使ってのめっきになりますが、アルミニウムへのめっきは当社の強みの一つです。→アルミに表面処理

Q:亜鉛ダイカストにめっきは可能ですか?

A:可能です。当社では、治具、バレルの両工法での対応が可能です。亜鉛ダイカストへの
めっきは当社の強みの一つです。

Q:リン青銅へめっきは可能でしょうか?

A:可能です。当社では、治具、バレルの両工法での対応が可能です。

Q:三価クロムめっきと三価クロメートは違いますか?

A:違います。三価クロムめっきはニッケルめっきの上にめっきすることが一般的であり、母材はめっきできる金属であれば選びません。しかし、三価クロメートは、亜鉛めっき後に処理することが一般的ですが、アルミに直接三価クロメートすることも当社では可能です。

Q:浸炭防止用の銅めっきは可能ですか?

A:銅めっきを最小13μm、最大30μm程度つければ浸炭防止になります。一般的に25μm程度の仕様が多いです。

Q:電磁波シールドめっきは可能でしょうか?

A:可能です。金属であれば基本的に電磁波シールドしますが、金属によりシールド性の高い波長が変わります。当社で処理している電磁波シールドめっきは無電解ニッケルや銅めっきです。アルミに銅めっきをしている製品もあります。

Q:無電解ニッケル皮膜の硬度を上げることはできますか?

A:できます。当社の無電解ニッケル後に熱処理(サプライヤー)をして指定硬度(下限~
上限内)に入れる処理をしています。当社の無電解ニッケルのビッカース硬度は約550Hv、熱処理後900Hv以上で処理している製品もあります。熱処理をすることで無電解ニッケル皮膜が変色する可能性がありますが、硬度などの機能上は問題ありません。変色がどうしても認められない場合は、真空熱処理をすると変色しなくなりますが、当社では対応不可となります。

Q:光沢外観の無電解ニッケルめっきは可能でしょうか?

A:不可能です。無電解ニッケルめっきには光沢を出す性能がありません。素材自体を鏡面仕上げにして無電解ニッケルめっきすることにより外観を作ることはでき ますが、光沢のコントロールはできません。電解ニッケルであれば、半光沢から光沢外観までコントロールすることができます。

Q:カニゼンめっきは対応可能ですか?

A:可能です。カニゼンめっきは、無電解ニッケル液の商標名で、図面にカニゼンと書かれている場合は無電解ニッケルめっきを指すことが一般的です。当社の無電解ニッケルめっきはカニゼン社の液ではありませんので、お客様がカニゼン社の液指定でなければ、品質的にも全く問題なく対応可能です。

Q:からまりやすい形状、変形しやすい形状の部品に、銅、ニッケル、錫めっきをバレルで処理可能でしょうか?

A:可能です。形状や厚みなど多少の制限はありますが、当社の精密バレルめっきで対応
しています。

アルマイト FAQ

Q:アルマイト(Almite)とアノダイジング( Anodizing)は同じ処理ですか?

A:同じです。日本語では、陽極酸化処理、英語でアノダイジング( Anodizing)、アルマイトは登録商標Almiteからから由来した言葉です。英語では、Anodic Oxide Coatingと表現される場合もあります。

Q:アルマイトはRoHS指令に対応していますか?

A:対応しています。

Q:ADC12(アルミダイカスト材12種)にアルマイトが可能でしょうか?

A:可能です。タイシルベックでは、現在もADC12へのアルマイトを毎日処理しております。ADCに特化したラインもあります。

Q:ADC12にアルマイトしたら、茶褐色に変色してしまいましたが、変色しないようにできませんか?

A:出来ません。ADC12はアルマイトすると自然発色してしまいます。ケイ素 (Si)が影響して発色と同時に湯流れによってはムラに見える仕上がりになることもございます。当社では、なるべくそうならない為の処理方法をとる事が可能ですが、完全ではありません。

Q:アルミダイカスト(ADC)をカラーアルマイトしたいのですが、可能でしょうか?

A:ADC12の場合は、黒色であれば対応可能です。ADC 5またはADC 6であればある程度の色を表現する事が可能です。当社では、現在ADC 6材にチタンゴールドカラーを処理しています。

Q:アルマイト処理で2色の色を表現することは可能でしょうか?

A :可能です。2色アルマイトと言って、一度アルマイトして全体を1色に仕上げます。
違う色を入れたい部分を再切削しアルミを剥き出してその部分だけにアルマイトして
別の色にする事が可能です。タイシルベックでは現在、黒と赤の2色アルマイトの処理を
しております。

Q:マスキングしてアルマイトすることは可能でしょうか?

A:可能です。加工寸法をそのまま残したい場合などマスキングによりアルマイト皮膜を生成させない事が可能です。当社では、マスキングにシリコンゴム、テープ、印刷、マスキング液などから選んでマスキングします。

Q:A2000系、A7000系のジュラルミン系アルミニウムにアルマイトは可能でしょうか?

A:可能です。当社では、2000系、7000系にもアルマイトしています。

Q:板の状態でアルマイトしてから板金、プレスなどの曲げ加工は可能でしょうか?

A:不可能です。アルミニウムは柔らかい金属で曲げ加工をしやすい金属ですが、アルマイトすることで表面が硬くなり曲げた部分が割れてしまいます。割れが認められれば可能です。

Q:硬質アルマイトの硬度を測りたいのですが何μmくらいあれば適切な硬度を得られて、測ることも可能でしょうか?

A:アルマイトの硬度は、5μmでも50μmでも硬さは変わりません。しかし、ビッカース硬度(Hv)を測る場合は、マイクロビッカースでも20μm以上の厚みが必要です。何故ならば、アルマイト皮膜の硬度は、アルマイト皮膜の断面に対して計測する為です。ビッカース硬度はダイヤモンドを落として付いた跡の大きさを測って硬度を決定いたします。アルマイト皮膜に20μm厚みがないとその断面にダイヤモンドを落とした跡の大きさを測る事ができない為です。

Q:アルマイトをすると光沢感が落ちてしまいます。光輝アルマイトは可能でしょうか?

A:可能です。アルマイトは、材質にもよりますが厚みを出すと光沢感が落ちてしまう事が多いです。当社では、アルマイト工程条件を光輝アルマイトにすることや、前処理として化学研磨工程を保有しているので、アルマイト前にこの工程を通す事で光輝アルマイトを提供
できます。

Q:つや消しのアルマイト外観が欲しいのですが可能でしょうか?

A:可能です。当社では、前処理として化学梨地工程を保有しているので、アルマイト前に
この工程を通す事でつや消しアルマイトを提供できます。

Q:筋目(ヘアライン、スピン、スクラッチ等)をつけたいのですが可能ですか?

A:可能です。製品形状や要求内容によっては、サプライヤーで処理することもあるかも
しれませんが、それぞれの御要求にお応えできます。

Q:硬質アルマイトで表面硬度を一番硬くできるアルミニウム材質はなんでしょうか?

A:A1000系やA5000系です。アルミニウム純度の高いものが硬い皮膜を得られます。
続いてはA6000系。ADC材の中であれば、ADC5、ADC6となります。

アルミ化成処理 FAQ

Q:アルミ化成処理はアロジン処理とは違うのですか?

A:アロジン処理もアルミ化成処理の一つで商品名ですが、アロジン処理#1000、#1200と
書かれている処理は六価クロムを使った化成処理であり、皮膜に六価クロムが含有します
のでRoHS指令に対応できません。当社はアロジン処理代替えに三価クロムを使った化成処理またはノンクロム化成処理をしております。当社のアルミ化成処理は、RoHS指令対応です。アルミ表面を清浄化し、高い耐食皮膜を生成させます。アルマイトよりも廉価に処理できます。

Q:図面指定で三価クロム化成処理薬品指定として、ALT-610、ベルスクード、パルコート3700、サーテック650等々記載されていることがありますが、性能は同じでしょうか?

A:同等条件で処理した比較データはありませんが、ほぼ同様の性能を持っていると思います。シルベック(日本)では、ベルスクード、タイシルベック (タイ)ではALT-610とベルスクードの三価クロム化成処理が可能です。長年の取り扱いによる液管理ノウハウを持っておりますので安定して性能を確保いたします。

Q:アルミダイカストにも処理可能ですか?

A:可能です。当社では多くのアルミダイカスト製品に三価クロム化成処理をしております。ダイカストの場合、表面状態(湯ジワ、ピンホールの状態)によりJIS塩水噴霧試験結果は変わりますが、96時間白錆発生なしの実績もあります。

Q:処理可能サイズをお知らせください。

A:W320×D320×H350mm(八潮/日本)
W1250×D430×H730mm(チョンブリ/タイ)

Q:アルミ化成処理とアルマイトはどこが違うのですか?

A:アルミ化成処理は、アルミ表面に3価クロムを使った化成皮膜を生成させる処理であり、アルマイトはアルミ表面に電気化学的に酸化皮膜を自ら成長させ生成する処理であります。アルミ化成処理は、化成皮膜により高耐食性を得ることができます。また、アルミ表面を清浄化することで塗膜やゴム等との密着性を安定させる性能も持っています。アルマイトは、清浄化や高耐食性の他、硬さや、耐摩耗性、外観などの機能も付加することができます。コストは、アルミ化成処理の方が廉価に処理可能です。

Q:塗装下地としての三価クロム化成処理の性能とマッチングはいかがでしょうか?

A:塗装膜との密着性を安定させる事ができ、耐食性を大きく向上させるので大変マッチングの良い下地処理と言えると思います。その良い例として、カラーアルミ(建築用アルミニウム板材)は塗装前処理としては二つの方法があり、一つはアルマイト、一つは化成処理です。化成処理は、クロム酸クロメートまたはリン酸系クロメート処理をしてから各種塗料で塗装します。このクロム酸クロメートがまさに三価クロム化成処理になります。六価クロムを使う処理も現在もあるかもしれませんが、環境と人に優しい三価クロムを使用する方が多くなっていると思われます。

Q:ノンクロムのアルミ化成処理ができますか?

A:八潮/日本(シルベック)では常時処理しておりますので、案件がございましたら是非
ご相談下さい。タイ/チョンブリ(タイシルベック)にはノンクロム化成処理はありません。

Q:三価クロム化成処理はRoHS対応していますか?

A:当社の三価クロム化成処理はRoHS指令対応です。MSDS等の提出も対応できます。

Q:アルミニウム以外にどんな金属に処理できますか?

A:亜鉛ダイカストであれば直接処理できます。

投稿日:

Copyright© めっきand表面処理技術サイト , 2020 All Rights Reserved.